品種茶№7132「さわのみどり」出来上がりました。
さて、品種「№7132」という品種茶を仕上げしました。
当店では「さわのみどり」という商品名で、品種単品でのお茶が騒がれる以前の、約30年前から売っています。
品種単品でという商品を作るのは難しく、なかなかやられる方が少ないのが現状です。
最近になって、喫茶をやられるお店では増えてきていますが、普通のお茶屋さんではやる方は少ないです。
というのもやぶ北が全国での生産の80%以上を占め、ほかの品種は1%以下というものが少なくありません。
つまり生産量が少ない=茶畑の面積が少ない=出来る回数が少ないということになります。
これはなかなか安定した製品にもって行くのは難しいです。
たとえば、その場合、ある農家さんですばらしい品種のお茶があるとします。
しかしその品種は1番茶で1回揉むぐらいしか生産量がないとします。
するとその年の気候によって、ミル芽で出来る場合もあれば、たとえば雨が1週間続いてコワイ芽のときもあったりしちゃうわけです。
つまり、100gで1500円のお茶になる年もあれば、1000円になる年もあり、逆にコワ葉で500円になってしまう年もあるというわけです。
また揉むに失敗してしまうこともあるかもしれません。
ある程度の量がないと品種茶は難しいです。
その点やぶ北ならば、全体量が多いので、調整が効くわけですね。
でも、この「さわのみどり」は、源間さんが量を徐々に増やし、毎年作り方を工夫したので、当店としても安定的に製造でき販売できるわけです。
で、今回の「さわのみどり」がこれ。
いい出来です。味もまろやか。
で、午後、ちょうど出来上がったときに、わざわざ「さわのみどり」を調べて工場に買いに来てくれたお客様がいました。
こういうのは偶然でもうれしいですね。
出来立てを味見してもらって、買ってもらいました。
それこそ、抹茶のような水色で、そこが見えないほど濃く出しても苦くないのを実感してもらいました。
今日は別のことで凹んだけど、最後は「良き日」でした。
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